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きのう。きょう。あした。日々の色々。blog SENBUN。
おばあちゃんのうた。
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    祖母に頼まれごと。
    自作の俳句と短歌を詠んで欲しいと。

    もう何年も前から、彼女はそれらを趣味として
    毎日毎日ノートに綴る。
    こだわりのノートは、鳩居堂のものと決めているようで。
    なんともいえないキレイな折布で包まれている。

    書きためた俳句と短歌の中から
    私の好きなものに鉛筆で〇をつけてと頼まれる。
    たくさんの詩。祖母の日々。

    それまでも何度かそう頼まれたことがあった。
    でも私はそれをやりきれなかった。
    たまに帰った実家、他の何かに追われてみたり
    いつの間にか意識を失って・・・いつの間にかタイムアウト。
    なんだかんだと理由をつけて
    頼まれごとを果たさなかった。

    ・・・。

    祖母と一緒にいた。
    両親が出かけている2日間。
    祖母と一緒にいる、それが私の役目だと思っていた。

    ・・・。

    祖母に頼れごと。たったのふたつ。
    “に野菜の苗を植えること。ミニトマト、フルーツトマト、ナス、ピーマン。
    ⊆作の俳句と短歌を詠むこと。ノート2冊。

    その間も祖母は私と一緒にいてくれて。
    ,隆崔罅∋笋鯔めちぎり。
    ,鉢△隆屬砲蓮∋笋梁膵イな小豆を煮てくれた。

    役目は果たせたと思っていた。
    ,皚△發修梁召癲

    ・・・。

    いつもの場所に帰る朝。
    ノートの最後の方に差し掛かる。
    △鬚舛磴鵑伐未燭垢燭瓩法
    祖母の詩に目を向けた。

    私のことが詠われていた。
    それまでもいくつかそういう詩があった。
    最近書かれたであろうそれは、全然違う響きがあった。
    とてもさみしい響きがした。

    『ケイタイの着信メールの表示には「アシタイキマス」それのみの文字』
    『「おばあちゃん元気?」の声聞えないケイタイは電波のとどかぬという』

    〇をつけた。
    涙が出た。
    役目も何もしていない私が詩の中にいた。

    ノートを受け取った祖母は言う。
    「いいのよ、これはただそのときの気持ちをかいただけだから。
    気にしなくていいのよ。」と。

    ・・・。

    祖母に頼まれごと。
    ちょっとしたこと。
    きっともっとあるよね。

    おばあちゃんのうた。
    わたしのうた。

    いまここきょうから。
    | DIARY | 19:42 | comments(0) | - |
    サクラサク・・・今。
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      hananoakari「 こ

      「こんなときこそ、花に癒やされるね。文ちゃん頑張ってお花をいけてね。」

      ...友人からのメール。あの日市場に山積みに揃った花たちは、行く場を探していた。
       お花が食べられたら良いんだけど、そんなことばを聞いたりもした。
      頑張ってお花をいける。あまり考えたことがなかったこと。

      あの日はまだ桜も咲いていなくて。
      春がすぐそこに来ていたはずなのに、すっかり冬に戻ったようで。
      暗い部屋の中、なんとなく暗い空気をまとってじっとしていた。
      時が止まる。じっとずっと。

      ・・・。

      手元に花。気づけば花。
      赤黄色白、そしてピンク。
      私の部屋には春が在った。そこには確かに春が在った。

      春を配る。行く場を失った春を。
      こんなときこそ、花が頑張ってくれるから。
      部屋を、空気を明るく照らしてくれるから。
      そう信じて言葉を添える。
      「みなさん、ご無事ですか?お元気ですか?」。

      ・・・。

      駅前の花壇が一際明るく見えた日。
      まっすぐに伸びたポピーの姿が
      一生懸命でけな気に見えた。

      ・・・。

      今、桜咲く。
      春が来た。
      気づけば花。そこら中に春。
      ここにも、もっと北の方にも。

      友が云う。
      いつもの独特の静かさとあたたかさをたっぷり含んだ声で云う。
      「今年こそ花見をした方が良いと思うってことになったんだ。
       それで皆で桜の下で言うんだ、
       やっぱり日本って良いよね。って」

      サクラサク、イマ。
      イマ、ココカラ。



      | DIARY | 22:10 | comments(0) | - |
      吾行く道。哲学の道。
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        「人は人吾はわれ也とにかくに吾行く道を吾は行なり」

        京都の哲学堂にそんな石碑があったことさえあの頃は全く気づかなくて。
        まっすぐに進む道、吾行く道。
        その意味が今身にしみて。






        | DIARY | 17:54 | comments(0) | - |
        love is temperature.愛は体温。
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          love love is temperature.愛は体温。

          微妙に変形したその指輪は2色の輝きを放っていた。
          24金と18金のシンプルな円。
          柔らかい方の24金は指にフィットして、身につける程にそのひとになってどんどん形を変えていく。
          自由自在に。もっと自由に。
          日々の分だけときを重ねる。体温を重ねる。
           
          love is temperature.愛は体温。
          その指輪のシルエットにひとめ惚れ。
          その指輪のコンセプトにひときき惚れ。
          その指輪をつくる人の思いにこころ打たれ。
          思いを語ってくれた低く渋くあたたかい声にひときき惚れ。
           
          じゅえりーの話。はなの話。
          なくても生きていけるけど、なくてはならないひともいる。
          キラキラしてないといやなひと、石の種類にこだわるひと。
          なくても生きていけるけど、小さな世界に豊かな世界観を乗せていく。
          それが人生のスパイスになる。
          そう低くあたたかく渋い声が語ってくれた。

          じゅえりーにコンセプトを込めるのもスパイス。
          新しい出逢いもスパイス。花に表現をのせるもスパイス。
          想像以上の喜びもスパイス、その逆の落胆だってスパイス。
          低くあたたかく渋い声で。

          love is temperature.愛は体温。
          それもスパイス。


          | DIARY | 10:41 | comments(0) | - |
          ウサギがはねる。はねるみつあみ。
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             お正月飾り

            「2011年は、私たちにとって特別な1年になると思うの。」
            そんな話をしていたのはもう去年の話。
            兎年まであと3日となった夜。
            2年ぶりに会った友人は、確信に満ちた声でそう言った。

            彼女に出会ったのは中学2年の時。
            水泳部のキャプテンで、たっぷりとしたみつあみおさげが似合う彼女。

            セーラー服にはみつあみ。ひとつの憧れ。
            みつあみは頭の後ろの高い位置から始まるのが凛としていて。
            華型ダンス部のお姉さまたちは、みんなそうだった。きりっとしたみつあみ。
            水泳部の彼女は、ざっくりゆったりと下の方から始まるみつあみ。ゆるりとしたやつ。
            ずっとショートカットだった私は、どちらの憧れも憧れのまま。

            2年ぶりの彼女も彼女もまま。
            前にもましてそのカラーを強くして。
            彼女の自信と真っ直ぐさとスケールの大きさには、
            いつもいつも圧倒されて眩暈がするほど。
            独特な空気に包んでくれる。

            あれから1週間。
            今も私は包まれている。
            明るくキラキラとした光と
            特別な2011年になるという確信に。
            不思議なほどたっぷりと。
            彼女がくれたエネルギー。

            彼女はもうみつあみおさげではなかったけれど、
            相変わらず長い髪を束ねていた。
            私も相変わらず束ねるほどの長い髪はないけれど、
            みつあみが弾むようにウキウキしている。

            ウサギがはねる。はねるみつあみ。



            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            あけましておめでとうございます。
            2010年寅年、心晴れやかに明るく過ごすことができました。
            本当に皆様のおかげです。心から感謝いたします。

            本年もどうぞよろしくお願いいたします。




            | DIARY | 21:03 | comments(0) | - |
            はじまり。(はじまってた。)
            0
              tabi

              今年もすてきな一年となりますように。
              本年もよろしくお願いいたします。

              8年くらい前にもらった外国土産の木のおもちゃ。
              テントウムシぼうや、そんなかんじ。
              ひもを引くとクルクルと車の部分が回ってついてくる。
              これをくれた3つ上の先輩は
              「君はこれをひっぱって、歩いてゆきなさい。」

              花びら道を歩かせてみる。
              クルクルとついてくる。

              新年早々気付き多く。
              より目の前がクリアになったところで。

              これをひっぱって、歩いてゆく。寅年。




              | DIARY | 23:38 | comments(0) | - |
              無常の実感。
              0
                sky4
                sky2
                sky3

                この空が好き。
                空の青、太陽の赤、雲の陰。
                ドラマティック。
                刻一刻と変化して。
                地球が見せてくれている壮大な舞台みたいに。
                究極のエンターテイメントショー。
                そんな風に思える自然の姿。

                ・・・。

                あの日、マイケルジャクソンの映画を観に行った。
                彼がもうこの世にいないなんて嘘みたいに。
                愛と夢と感動。
                そんなストレートな言葉が似合ってしまうほど、
                画面からその熱が伝わってくる。

                プロ。プロフェッショナル。
                夢がある。
                夢があるだけでは足りなくて。
                プロなら夢を与えなくちゃ。
                プロなら感動を与えなくちゃ。
                そんな気付きのあった夜。
                (コルテオも誘われ見に行く。
                 プロフェッショナル集団。
                 夢があった。夢をもらった。)

                ・・・。

                マイケルは、その幕の閉じ方も夢があって。
                その人生そのものがエンターテイメント。
                夢を与えて、夢のままに。
                不思議な感覚。
                夢だけが残る。

                ・・・。

                映画が終わると、携帯にメールが6件。留守電2件。
                叔父の急逝を知らせる。
                ここにもひとつ幕が閉じる。

                ・・・。

                叔父の不調も知らないまま。
                半年前の祖母の葬儀の時とは別人となって。
                箱の中の叔父と対面する。
                実感の無い死。
                不思議な感覚。

                葬儀、出棺、火葬・・・丁寧に、手順通りに幕が閉じる。
                白骨となった叔父は、それでも尚、依然のような存在感があった。
                骨壷に入らない程の骨。
                しっかり食事をとっていたこと。
                健康であったこと。
                生前の叔父の性格及び生活ぶりが、そこにくっきりと浮かびあがる。
                実感の無い死。
                でも確実な死。
                不思議な感覚。

                ・・・。

                読み上げられたお経。
                内側に残るひと節。
                「あすには紅顔し、夕べには白骨となる。」
                住職による解説。
                「朝には真っ赤な顔をしてこの世に誕生しても、夜には白骨となって
                この世を去る。それくらい私たちは無常の存在であることを、
                ひとは日々に忙しさや様々な感情のもとに忘れてしまうのです。」

                無常の存在。
                無常ということ。
                こんなに実感したこと。体感したことは今まで無くて。
                無常の感覚。

                ・・・。

                さだまさしのコンサートに行く。念願の。
                彼の詩は分かりやすくて、響きやすい。すぐそこにあることだから。
                コンサートの半分は、トークだということ。
                それは聞いていたけれど、トークで泣くとは思ってなかった。

                ハレー彗星の話。
                72年に1度のハレー彗星の話。
                ハレー彗星の年に生まれて、ハレー彗星の年に亡くなった作家さんの話。
                でも彼はきっと2度ともそれを見ていない。
                72年かけて地球を1週するハレー彗星。
                次に出逢えるのは50年後。
                でもその年月さえ待てないほど、ひとの命ははかないもので。

                72年に1度のハレー彗星を待てないほど、私たちは無常の存在だということ。

                重なる。
                色々なことが重なって。
                涙がとまらなくなってしまった。

                ・・・。

                無常の実感。
                何でもないこと。

                ・・・。

                ふと。気持ちが軽くなった。
                ぐるぐるとしていることが、無意味に思えて。
                好きにしたらいいじゃない。
                静かに深くそう思えたから。

                ふと。気持ちが軽くなった。
                ふと。迷いが消えていった。


                「・・・私たちは無常の存在であることを、
                 日々に忙しさや様々な感情のもとに忘れてしまうのです。」
                ・・・住職の言葉が響いたままで。



                | DIARY | 20:23 | comments(5) | - |
                八の字眉の困り顔。
                0
                  smile

                  小さい時の私。
                  どれもこれも。
                  写真の中の私は、本当に困った顔をしている。
                  八の字眉。

                  その困り顔は、中3まで続く。
                  何がそんなに難しかったのか?
                  記憶する中でも明らかな転機があって。
                  その時である高1まで。
                  私の八の字眉は徹底されている。

                  なぜ?
                  その理由を知りたくて。
                  母に電話をする。わざわざ。
                  私「写真を撮るとき、ちゃんとしなさいって言ったでしょ。
                    だからどうして良いかわからなくて、
                    あんなに困った顔をしてるんでしょ。」
                  母「そんなこと言ってないわよ。」
                  私「笑ってって、言ってくれなかったでしょ。」
                  母「そんなことも言わないわよ。
                    小さいのに無理に笑わせたら可愛そうでしょ。」
                  ・・・母なりに尊重していてくれたんだ?と。
                  その妙な母の母たる気遣いに驚きつつ。

                  「だいたいね・・・。」母の言葉は続く。
                  「だいたいね・・・例え私が笑いなさいっていっても、あなたは
                   絶対笑わなかったと思うわよ。それぐらいあなたは
                   本当に頑固だったんだから・・・。」と。
                  ・・・更に続くのは、いつもの話で。
                  私が断固として薬を飲まなかった話と
                  なめこの味噌汁ごはん以外は拒否をし続けたという話。
                  どんだけ我がままなのかと、かつての自分に声をあげて笑いつつ。
                  知らない私の。知らない話。

                  「それがおかしなことに・・・。」更に更に母の言葉は続く。
                  父の仕事で数年アメリカに行くことになった時の話に。
                  「家の前を外人さんが通っただけでも泣き喚いていたあなたが、
                  出国ゲートを通った瞬間にそれはもうノリノリで、
                  ステュワーデスさんには話しかけるわ、ニコニコしちゃって。
                  まるで別人になっちゃったんだから。おかしかったわー。」
                  思い出しながら電話越しに笑いが止まらない様子の母。
                  かつての私の。知らない話。

                  そのノリノリっぷりは、2年半続き。
                  帰国とともにもとに戻った・・・らしい。
                  困り顔の八の字眉に。

                  何それ?やっぱり?
                  向こうの方が気があうの?
                  土地の気、そういうのって大事だと思う。

                  ・・・。

                  かつて本気でアメリカ人になりたくて。
                  (友達は大笑いするけど、私は本気で。)
                  永住権を申請してみたり、向こうに住む方法を探していて。
                  あの頃に母からこの話を聞いていたら、
                  今は違う日々をきっと過ごしいる。
                  やっぱりって妙な自信で、飛んでいっていたかもしれない。

                  ・・・。

                  花に出逢ったのも同じ頃。
                  結局私は花を選ぶ。
                  花をやるならまずここで。
                  向こうに行くならそれからでも良いって。

                  ・・・。

                  あっという間に時が流れて。
                  そんなに困り顔でなくなったと思いながら
                  今ここでパソコンに向かう。

                  知らない私の。知らない話。
                  とても不思議でつかみきれない。


                  | DIARY | 20:27 | comments(0) | - |
                  圧倒的…
                  0
                    pancake

                    満足感。
                    目も心も何もかも。
                    | DIARY | 20:30 | comments(0) | - |
                    無敵、白菜、フリフリパンジー。
                    0
                      muteki

                      近頃頂いたぴかぴかのひと。

                      ・無敵素敵の「無敵」。

                      その朝、箱をあけたら「無敵!」と書かれていた。
                      まるで宝箱かびっくり箱のみたいに、
                      アンスの箱からアンス+αがこぼれ落ちて。

                      ・大きな大きな白菜。

                      その日、Ms.jyagreenの車を開けたら、
                      大きな大きな白菜が登場。
                      新聞にちゃんと包んでね、と念を押されて。
                      どうやって頂こうかにんまりする。

                      ・フリフリしているパンジー。

                      あの日、お店の前でこっちを見ていたパンジー。
                      淡い色のグラデーションでフリフリ女の子なパンジーだった。
                      2つも頂いてしまって。気前がいいなーって。
                      うちの子になって、久々のガーデニング?
                      早く次の花が咲かないかって、窓の外を見るのが楽しみになる。


                      近頃の頂きもの。たくさん。
                      どれもとても光って見える。
                      ありがとう。

                      | DIARY | 06:39 | comments(1) | - |
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