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無常の実感。
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    この空が好き。
    空の青、太陽の赤、雲の陰。
    ドラマティック。
    刻一刻と変化して。
    地球が見せてくれている壮大な舞台みたいに。
    究極のエンターテイメントショー。
    そんな風に思える自然の姿。

    ・・・。

    あの日、マイケルジャクソンの映画を観に行った。
    彼がもうこの世にいないなんて嘘みたいに。
    愛と夢と感動。
    そんなストレートな言葉が似合ってしまうほど、
    画面からその熱が伝わってくる。

    プロ。プロフェッショナル。
    夢がある。
    夢があるだけでは足りなくて。
    プロなら夢を与えなくちゃ。
    プロなら感動を与えなくちゃ。
    そんな気付きのあった夜。
    (コルテオも誘われ見に行く。
     プロフェッショナル集団。
     夢があった。夢をもらった。)

    ・・・。

    マイケルは、その幕の閉じ方も夢があって。
    その人生そのものがエンターテイメント。
    夢を与えて、夢のままに。
    不思議な感覚。
    夢だけが残る。

    ・・・。

    映画が終わると、携帯にメールが6件。留守電2件。
    叔父の急逝を知らせる。
    ここにもひとつ幕が閉じる。

    ・・・。

    叔父の不調も知らないまま。
    半年前の祖母の葬儀の時とは別人となって。
    箱の中の叔父と対面する。
    実感の無い死。
    不思議な感覚。

    葬儀、出棺、火葬・・・丁寧に、手順通りに幕が閉じる。
    白骨となった叔父は、それでも尚、依然のような存在感があった。
    骨壷に入らない程の骨。
    しっかり食事をとっていたこと。
    健康であったこと。
    生前の叔父の性格及び生活ぶりが、そこにくっきりと浮かびあがる。
    実感の無い死。
    でも確実な死。
    不思議な感覚。

    ・・・。

    読み上げられたお経。
    内側に残るひと節。
    「あすには紅顔し、夕べには白骨となる。」
    住職による解説。
    「朝には真っ赤な顔をしてこの世に誕生しても、夜には白骨となって
    この世を去る。それくらい私たちは無常の存在であることを、
    ひとは日々に忙しさや様々な感情のもとに忘れてしまうのです。」

    無常の存在。
    無常ということ。
    こんなに実感したこと。体感したことは今まで無くて。
    無常の感覚。

    ・・・。

    さだまさしのコンサートに行く。念願の。
    彼の詩は分かりやすくて、響きやすい。すぐそこにあることだから。
    コンサートの半分は、トークだということ。
    それは聞いていたけれど、トークで泣くとは思ってなかった。

    ハレー彗星の話。
    72年に1度のハレー彗星の話。
    ハレー彗星の年に生まれて、ハレー彗星の年に亡くなった作家さんの話。
    でも彼はきっと2度ともそれを見ていない。
    72年かけて地球を1週するハレー彗星。
    次に出逢えるのは50年後。
    でもその年月さえ待てないほど、ひとの命ははかないもので。

    72年に1度のハレー彗星を待てないほど、私たちは無常の存在だということ。

    重なる。
    色々なことが重なって。
    涙がとまらなくなってしまった。

    ・・・。

    無常の実感。
    何でもないこと。

    ・・・。

    ふと。気持ちが軽くなった。
    ぐるぐるとしていることが、無意味に思えて。
    好きにしたらいいじゃない。
    静かに深くそう思えたから。

    ふと。気持ちが軽くなった。
    ふと。迷いが消えていった。


    「・・・私たちは無常の存在であることを、
     日々に忙しさや様々な感情のもとに忘れてしまうのです。」
    ・・・住職の言葉が響いたままで。



    | DIARY | 20:23 | comments(5) | - |
    コメント
    あぁー盗難ですか。お花ぱくられですか。俺ならもう、ゲシュタポ並みに追跡しますが、、ぐっとこらえましたな。えらいっ!!つうかキミはやはり豊かなLIFEをおすごしよ。心の億万長者!いや実際収入かなりあるだひょ。このこのー。ゆとり教育受けましたにゃ。ほんというと俺自身はこういう目にあったことないんよね。
    大昔見た短編映画にこーゆーのがありまして、「ところはずいぶん前のアメリカ、ながびく不景気、町にはホームレスがたむろし、一生懸命働いてる人たちでさえ日々の暮らしに困窮するありさま。主人公の50台のご夫人もご多分に漏れず、必死に生きてます。その彼女が寒い冬の街中。給料日に、とってもおいしい料理を出すが、かなり良心的なプライスのレストランに出かけます。楽しみにしていたスペシャルランチを注文した彼女はちょっとトイレに。数分後席にもどってみると、自分がオーダーしたランチをホームレスがガンガン食べてるではないですか。怒ったご婦人そのホームレスに怒鳴りながらランチプレートをとりかえそーとします。あんたーあたしのランチよ!!勝手に食べないでよー!無言のまま覆いかぶさるように必死に食事をほうばるホームレス。しばしランチの奪い合いが続いた後ホームレスがパンを半分、スープらしきものやらおかずさんたちも半分彼女に分け与えます。呆れ顔というかせっかくの楽しみを奪われた悲しみか。それでも仕方なくその半分を食べ、まだ居座っているホームレスを横目にレストランを後にします。通りに出た彼女は寒さとがっかり感に震え、ふと手袋を忘れたことに気づきます。レストランに引き返してみると相変わらずの汚れたホームレス、しかもこちらを見ながら悲しいまなざし。ご婦人思うに!悲しいのはこっちよ!!そしてふと視線をそらす。手袋はどこ、、彼の隣のテーブルに目が行く彼女。そこには自分の手袋と自分が注文したスペシャルランチが。。。長くなりましたが話の意味つじましたか。
    彼女はトイレのあと戻ってきてテーブル間違えタンヨネ、そしてホームレスのランチを奪ってたつうことっす。。10年位前まで僕は、このおばさんみたいなことばかりしてましたっすよ。この話に教訓はないし、君はもっと怒って良いとおもうけんど。何がいいたいいんか意味不明だけど、心無いこと目を伏せたくなるこたぁしょっちゅうおきちゃうけんど。それを全部補っても余りある素敵な話で締めくくってほしいよね。好きでひょ。素敵ってやつ。
    | napa | 2010/01/07 11:20 PM |
    追伸  んな揉んで。いやんなもんでだな。ゴールド君はもともとご請求するつもりはなかったんよ、どうせあまっちゃうものだし。あぁーまた自分より裕福な人におごっちゃった。とほほ。。
    | napa | 2010/01/07 11:25 PM |
    →napa様

    ですねですね。素敵で締めくくりが良いですね。本当に。
    裕福じゃあないけど…素敵裕福が良いですねー。
    そう決める年明けになりました。
    今年もよろしくお願いしまーす。

    それにしても・・・文才すごいです。
    ほんとに。
    | senbun | 2010/01/08 6:29 AM |
    去年の暮れ、napaさんのお宅で鍋パーティーでお会いしました森山です。ずっと泉文さんのこの記事にコメントするかしないか悩んでいましたが、今日、やっと勇気がでたのでコメントさせて頂きます。叔父様が亡くなる状況が僕の親父が亡くなる状況に酷似していたので、何度も何度も見ていました。僕はまだ全然軽くなれないので、本気で今年はヨガやろうかなと思ってます。ところで、泉文さん青山製図の出身なんですね!僕も行ってたんですよ。当時、非常勤講師だった吉原健一さんが最高にパンクな人で楽しかった思い出が一杯あります。彼とは2000年にフジロックでかなりアバンギャルド??なオブジェを制作して楽しんだのが最後ですが......
    | morimori | 2010/02/01 10:24 PM |
    →morimori様。

    こんにちは。コメントありがとうございます。このプログはみなさんコメントに躊躇するみたいで(笑)・・・書き込みいただけてうれしいです!
    お父様のお話お聞きしました。・・・ヨガ、いいですね。新しいこと始めるのはいいですね!
    青山製図!ご出身なんですねー。私は、仕事しながら夜間で週5・・・よく通えたナーなんて思ったり。年令っもバラバラで面白かったですねー。何コースだったのですかー?私は、インテリアと建築両方絡むコースでしたー。


    | senbun | 2010/02/02 10:00 AM |
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