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八の字眉の困り顔。
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    smile

    小さい時の私。
    どれもこれも。
    写真の中の私は、本当に困った顔をしている。
    八の字眉。

    その困り顔は、中3まで続く。
    何がそんなに難しかったのか?
    記憶する中でも明らかな転機があって。
    その時である高1まで。
    私の八の字眉は徹底されている。

    なぜ?
    その理由を知りたくて。
    母に電話をする。わざわざ。
    私「写真を撮るとき、ちゃんとしなさいって言ったでしょ。
      だからどうして良いかわからなくて、
      あんなに困った顔をしてるんでしょ。」
    母「そんなこと言ってないわよ。」
    私「笑ってって、言ってくれなかったでしょ。」
    母「そんなことも言わないわよ。
      小さいのに無理に笑わせたら可愛そうでしょ。」
    ・・・母なりに尊重していてくれたんだ?と。
    その妙な母の母たる気遣いに驚きつつ。

    「だいたいね・・・。」母の言葉は続く。
    「だいたいね・・・例え私が笑いなさいっていっても、あなたは
     絶対笑わなかったと思うわよ。それぐらいあなたは
     本当に頑固だったんだから・・・。」と。
    ・・・更に続くのは、いつもの話で。
    私が断固として薬を飲まなかった話と
    なめこの味噌汁ごはん以外は拒否をし続けたという話。
    どんだけ我がままなのかと、かつての自分に声をあげて笑いつつ。
    知らない私の。知らない話。

    「それがおかしなことに・・・。」更に更に母の言葉は続く。
    父の仕事で数年アメリカに行くことになった時の話に。
    「家の前を外人さんが通っただけでも泣き喚いていたあなたが、
    出国ゲートを通った瞬間にそれはもうノリノリで、
    ステュワーデスさんには話しかけるわ、ニコニコしちゃって。
    まるで別人になっちゃったんだから。おかしかったわー。」
    思い出しながら電話越しに笑いが止まらない様子の母。
    かつての私の。知らない話。

    そのノリノリっぷりは、2年半続き。
    帰国とともにもとに戻った・・・らしい。
    困り顔の八の字眉に。

    何それ?やっぱり?
    向こうの方が気があうの?
    土地の気、そういうのって大事だと思う。

    ・・・。

    かつて本気でアメリカ人になりたくて。
    (友達は大笑いするけど、私は本気で。)
    永住権を申請してみたり、向こうに住む方法を探していて。
    あの頃に母からこの話を聞いていたら、
    今は違う日々をきっと過ごしいる。
    やっぱりって妙な自信で、飛んでいっていたかもしれない。

    ・・・。

    花に出逢ったのも同じ頃。
    結局私は花を選ぶ。
    花をやるならまずここで。
    向こうに行くならそれからでも良いって。

    ・・・。

    あっという間に時が流れて。
    そんなに困り顔でなくなったと思いながら
    今ここでパソコンに向かう。

    知らない私の。知らない話。
    とても不思議でつかみきれない。


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